【鳥 類】

【種 名】ハクセキレイ     (セキレイ科)

Motacilla alba

ハクセキレイハクセキレイ.jpg

【形 態】

ムクドリよりやや小さい。

頭から背にかけて黒色または灰色。

胸は黒。顔は白く黒い過眼線がある。

尾羽を上下に振る。

 

 

【生 態】

海岸や川など水辺の付近に生息し、主に昆虫を食べる。

あまり人を怖がらない。

鳴き声は「チュチュン、チュチュン」

観音崎自然博物館では屋上やテラスに巣を作り、20年続けて

繁殖している。

 

 

大きさ

体長約21cm

分 布

アジア、ヨーロッパ、アフリカ北西部

日本では北海道、本州で繁殖する。


【鳥 類】

【種 名】コゲラ     (キツツキ科)

Dendrocopos kizuki

コゲラコゲラ.jpg

【形 態】

日本にいるキツツキの仲間では最も小さく、大きさはスズメとムクドリの中間くらい。

全体に黒褐色で、背と羽に白い横縞がある。

雄は後頭部に目立たない赤い班がある。

 

 

【生 態】

平地から山地に生息するが、街路樹や庭木でも見られる。

木の枯れた部分に穴をあけて巣を作る。

木の幹や枝の表面を歩いて移動し、虫を探して食べる。

鳴き声は「ギーッ、ギー、ギー」

 

 

大きさ

体長約15cm

分 布

日本を含む東アジアの一部。

 


【鳥 類】

【種 名】アオジ     (ホオジロ科)

Emberiza spodocephala personata

アオジアオジ.jpg

【形 態】

スズメよりやや大きい。

背面は褐色で黒い縦じまがある。

腹面は黄色。

鳴き声は「チッ、チッ」

 

 

【生 態】

やぶの縁でよく見られ、地上で餌を食べることが多く、

餌は種子・果実・虫など。

日本では北日本で繁殖し、冬は南部で過ごす。

観音崎では、冬に園路で採餌する姿がよく見られる。

 

 

 

大きさ

体長約15cm

分 布

日本、中国、シベリア

 


【鳥 類】

【種 名】ツグミ     (ツグミ科)

Turdus eunomus

ツグミツグミ.jpg

【形 態】

ヒヨドリくらいの大きさ。

背面は褐色、腹面は白く黒い班がある。

眼の上とのどは白っぽい。

鳴き声は「クワッ、クワッ」

 

 

【生 態】

シベリアなど北方で繁殖し、日本へは越冬のために渡ってくる冬鳥。明るい林や草原などの開けた場所を好む。

餌は昆虫や木の実。

地面に降りると少し歩いては止まる動作を繰り返す。

止まった姿は胸を張っているように見える。

観音崎では花の広場のような草原で見つけやすい。

 

大きさ

体長約20cm

分 布

シベリア、カムチャッカ、冬は日本、中国

 


【鳥 類】

【種 名】メジロ     (メジロ科)

Zosterops japonicus

メジロメジロ.jpg

【形 態】

スズメより少し小さい。

背面はオリーブ色、腹面は白色。

目の廻りに白いふちどりがあり、名前の由来となっている。

鳴き声は「チィー」さえずりは「チーチーチュルチュル」

 

 

【生 態】

樹上生活をする。

雑食性で、木の実、花の蜜、昆虫などを食べる。

繁殖期はつがいで行動するが、それ以外のときは群れで行動する。平地から山地の林に生息する。

照葉樹林を好み、観音崎でも林の中のいたるところで観察できる。

 

大きさ

全長12cm

分 布

日本を含む東アジアから東南アジア

 


【鳥 類】

【種 名】ウミウ        (ウ科)

Phalacrocorax capillatus

ウミウウミウ.jpg

【形 態】

全身は黒い羽毛で覆われ、緑っぽい光沢がある。

くちばしのつけ根は黄色く、ほおは白い。

くちばしは細長く、先端はかぎ状に曲がる。

鳴き声は「ガァガァ、グルルルル」

 

 

【生 態】

海に面した岸壁に、集団で住む。

冬季は南に移って越冬する。

観音崎の海岸へは猿島で越冬するものが、昼間餌を採るために

来ている。

餌は動物食で、海に潜って魚を採る。

 

大きさ

全長80cm、羽を広げた長さ150cm

分 布

サハリン、朝鮮半島、日本など東アジアの日本海沿岸

冬は日本全国で見られる