公園だより

公園スタッフから、⽇々のできごとやお花の情報などを発信しています。

公園にいる生き物②:二ホントカゲ

木の幹を素早い動きでよじ登るニホントカゲを見つけました。

ニホントカゲは生息地によって、
3つの種類に分かれるそうです。

西日本は「ニホントカゲ」、
東日本は「ヒガシニホントカゲ」、
伊豆地方に住む「オカダトカゲ」。

二ホントカゲは、子どもと大人で色が変わり、
オスとメスでも色が違います。

子どもの頃(幼体)は、しっぽが鮮やかな青色をしているので、
見分けがつけやすいですね。
ニホントカゲは、外敵から襲われた時などは、
自分でしっぽを切り落とし、そちらに敵の注意を向けることで、
自分を守ろうとするわけです。

身近な生きものですが、よく観察してみると
新しい発見があるかもしれません。

どこにいるか見つけられるかな?

公園の木と花㉝:コムラサキ

コムラサキがつやのある紫色の実をたくさんつけています。

コムラサキの花の開花時期は6月から8月にかけて。
3mmほどの薄紫色の小さな花をつけますが、
今年の夏は気付くことができませんでした。

コムラサキは、むしろ実の方が存在感があります。
はじめ白っぽい実が、秋が深まるにつれて、
どんどん濃い紫色へと変化していきます。

その移り変わりを眺めるのが楽しみですね。

HALLOWEEN おばけ大集合!

今日はハロウィン当日ですね!

今年は、『オリジナルのおばけを考えて、プレイルームの壁を飾ろう!』
という企画を進めていました。

たくさんの方にご参加いただき、
プレイルームの壁が作品でいっぱいになりました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!

プレイルームに集まったおばけたちをいくつか紹介しますね。

個性あふれるおばけたちがいっぱい!

どんなおばけかなと、想像しながら紹介文を読むのも、
とても楽しい時間でした。

さあ、ハロウィンも残りわずか。
トリック・オア・トリート!
楽しい1日をお過ごしくださいね!

ヤブミョウガの実

ヤブミョウガが黒く光る実をたくさんつけています。

公園のいたる所で見ることができますが、
最も多く群生しているのは、公園の東側入り口付近です。

この黒い実、果肉があるわけではなく、
果汁が流れ出てくることもありません。
指先で割ってみると、皮がパリパリと砕けるだけです。

鳥に見つけてもらい、種を遠くまで運んでもらうために、
このような見た目をしているわけですが、
鳥のほうからしてみれば、
「美味しそうな見た目に騙された!」
と文句を言っているかもしれませんね。

公園にいる虫⑳:ルリタテハ

こちらはルリタテハです。

黒い翅(はね)に青い模様が印象的ですね。
この鮮やかなコントラストで、飛んでいても
ルリタテハだとすぐにわかります。

ルリタテハは、近づくとすぐに飛び立ってしまいますが、
すぐに元の場所に戻ってきます。
これは、縄張りを作って見張っているということのようです。

ルリタテハは成虫のまま越冬するので、
冬場でもその姿を見ることがあります。
特に温かい日には、翅を広げて日向ぼっこするそうですよ。

なんだか微笑ましい光景ですね。