公園だより

公園スタッフから、⽇々のできごとやお花の情報などを発信しています。

公園の木と花《72》:ミズヒキ

細い茎に、小さな赤い花が並んでいます。
こちらはミズヒキです。

ミズヒキは、夏から秋にかけて花を咲かせる植物で
赤い花が連なる姿が特徴です。
花を上から見ると赤く、
下から見ると白く見えることから、
紅白の水引に見立てて名付けられたと言われています。

一つひとつの花はとても小さいですが、
細い茎に並んで咲く姿は可愛らしく、
秋の風景をそっと彩ってくれます。

公園で見かけた際は、細かな花の色にも
注目してみてくださいね。

公園にいる虫㉜:ホシホウジャク

花のまわりを忙しそうに飛び回る
小さな生き物を見つけました。
こちらはホシホウジャクです。

ホシホウジャクは蛾の仲間で
空中で止まるように飛びながら
長い口吻を伸ばして花の蜜を吸います。
その姿はハチドリのようにも見えることがあります。

翅を広げると、黄色や黒の模様が
見えるのも特徴のひとつ。
名前にある「ホウジャク」は、花の蜜を求めて
飛び回る姿から「蜂雀」と書くこともあります。

公園で見かけたら、花から花へ素早く飛び移る姿を
ぜひ観察してみてくださいね。

公園にいる虫㉛:ショウリョウバッタ

細い体に、とがった頭が特徴的な
バッタを見つけました。
こちらはショウリョウバッタです。

明るい草地などでよく見られ、
夏から秋にかけて成虫の姿が多くなります。
飛ぶときには「キチキチ」と音を出すことから
「キチキチバッタ」と呼ばれることもあります。

「ショウリョウ」という名前は
お盆の頃に姿を見せることから
「精霊」に由来するといわれています。

公園で見かけた時には、特徴的な体の形や
ぴょんっと飛び跳ねる姿に注目してみてくださいね。

ヒガンバナが咲き始めました

鮮やかな赤色が目を引く花が咲き始めると
秋の深まりを感じます。
こちらはヒガンバナです。

ヒガンバナは、秋の彼岸の頃に花を咲かせることから
この名前がついたと言われています。
「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」という別名でも親しまれています。

細く伸びた茎の先に、反り返った花びらが
集まって咲く姿はとても特徴的。
さらに、花が咲く頃には葉がないという
他の植物とは少し違った特徴もあります。

秋の風景を鮮やかに彩るヒガンバナ。
公園で見かけた際は、独特な花の形にも
ぜひ注目してみてくださいね。

公園の木と花《71》:キンモクセイ

ふんわりと甘い香りが漂うと、秋の訪れを感じますね。
こちらはキンモクセイです。

鮮やかなオレンジ色の小さな花を
たくさん咲かせるキンモクセイは
香りの強い樹木として知られています。
環境省でも、キンモクセイは秋に香る「三大香木」の
ひとつとして紹介されています
(あとのふたつは、春のジンチョウゲ、夏のクチナシ)。

花が咲いている期間は短く、
見頃の時期には甘い香りが広がります。
姿を探す前に、香りでキンモクセイに
気づくこともあるかもしれません。

公園でキンモクセイを見かけたら
可愛らしい花と一緒に、
秋を感じる香りを楽しんでみてください。