公園の木と花⑩:メタセコイア

相模大野駅を出て、パークサイド通りをまっすぐ北上すると、
公園の東側入口で大きな木が迎えてくれます。
メタセコイアの木です(画像中央)。
メタセコイアは、大きなものは高さが25~30メートルにもなる
中国原産の落葉高木です。
これは、10階建てのマンションとほぼ同じ高さです。

秋になると、その葉は緑色から褐色に色を変え、
12月頃には赤褐色に紅葉します。
この日は快晴で、抜けるような空の水色との
コントラストが美しいですね。

葉の付き方は対生(左右対称)で、鳥の羽根
のようにも見えます。

メタセコイアの実はこんなかたちをしています。
サクランボ大のコロンとした実で、縞模様が
入っているようにも見え、愛らしいですね。
公園にいらっしゃった際には、是非手に取って、
間近で観察してみてください。
おおのツリーイング開催

公園のチビッコ広場近くに立つケヤキの木。
この日はいつもと少し様子が違います。

そう、この日はツリーイング開催の日です!
ツリーイングとは、ロープを使った木登り体験のことです。
今回は、11月16日(土)に実施したツリーイングの
様子をご紹介しますね。

この日、ケヤキの木には色とりどりのカラフルな
ロープが垂れ下がりました。
参加した子供たちも、ロープを使っての木登り体験は初めて。
まずは、インストラクターの先生の説明を良く聞いて。

ハーネス(安全ベルト)をしっかりと取り付けます。

あとは、足元の輪っかに自分の体重を乗せ、
腕の力も使って、ロープをよじ登っていくだけです。
子供たちはすぐにコツをつかんだようで、

気付けば、こんな高いところまで!
葉っぱや枝に埋もれ、木と一体化する子供たちです。
普段は見上げるばかりの高いところの木が目の前に。
手を伸ばせば、幹に触れることもできます。

枝に足をかけて、

腰かけることだってできます。
さて、高いところからの景色はどうだったでしょうか。
きっと、いつもと同じ公園が、この日は少し違って
見えたはず。
この貴重な体験を通して、公園の木により親しみを
感じてもらえると嬉しいです。
カラフルおおの開催

相模大野中央公園では、近隣の幼稚園・保育園の
子供たちと一緒に花壇やプランターに花を植え、
公園をより明るく色鮮やかにしていきたいと考えています。
その活動に「カラフルおおの」という名前を付け、
11月13日(水)に第1回目として、チューリップの球根の
植付を行いました。

今回、お手伝いをしてくれたのは、RISSHO KID’Sきらり
の子供たちです。
まずは、チューリップの球根が土の中で
どのようにして大きくなり、花を咲かせるのか、
紙芝居形式でお話をしました。
チューリップの球根を初めて見る子も多く、
「玉ねぎ!」と大きな声で指をさす子も。

さあ、いよいよシャベルを持って土を掘っていきます。

球根がしっかりと根を張るためには、
意外と深く掘らないといけません。
がんばれ、がんばれ!
あともう少し!

穴の底に球根を置いたら、上から土をやさしくかぶせます。
その後は、大きくなあれ、とたっぷりお水をあげました。
来年の春になったら、黄色、ピンク、オレンジ、
色とりどりのチューリップが花を咲かせることでしょう。
子供たちが植えたチューリップの成長を
一緒に見守っていてくださいね。
公園の花⑨:ヤブミョウガ

公園の東側入り口付近のヤブミョウガが黒く光る実をつけています。

ヤブミョウガはツユクサ科に分類される多年草で、
葉がミョウガに似た楕円形をしていることから
その名が付いたと言われています。
夏に白い花を咲かせた後は、気温が下がるとともに
その実の色を濃くしていきます。
公園の草木も色づく季節になりました。
ちいさな秋を見つけに、どうぞ遊びに来てください。