公園だより

公園スタッフから、⽇々のできごとやお花の情報などを発信しています。

公園にいる生き物②:二ホントカゲ

木の幹を素早い動きでよじ登るニホントカゲを見つけました。

ニホントカゲは生息地によって、
3つの種類に分かれるそうです。

西日本は「ニホントカゲ」、
東日本は「ヒガシニホントカゲ」、
伊豆地方に住む「オカダトカゲ」。

二ホントカゲは、子どもと大人で色が変わり、
オスとメスでも色が違います。

子どもの頃(幼体)は、しっぽが鮮やかな青色をしているので、
見分けがつけやすいですね。
ニホントカゲは、外敵から襲われた時などは、
自分でしっぽを切り落とし、そちらに敵の注意を向けることで、
自分を守ろうとするわけです。

身近な生きものですが、よく観察してみると
新しい発見があるかもしれません。

どこにいるか見つけられるかな?

公園の木と花㉝:コムラサキ

コムラサキがつやのある紫色の実をたくさんつけています。

コムラサキの花の開花時期は6月から8月にかけて。
3mmほどの薄紫色の小さな花をつけますが、
今年の夏は気付くことができませんでした。

コムラサキは、むしろ実の方が存在感があります。
はじめ白っぽい実が、秋が深まるにつれて、
どんどん濃い紫色へと変化していきます。

その移り変わりを眺めるのが楽しみですね。