公園にいる虫⑲:ヒメハナバチ

ポーチュラカの花の中で
一生懸命に花粉を集めているのは、
ヒメハナバチです。
ヒメハナバチの仲間は種類が多く、
こちらの個体も特定は出来ませんでした。

ヒメハナバチは、体全体を使って花粉を集めます。
細かい毛で覆われた体は、花粉が付きやすく、
後肢に花粉を集めたお団子を作って、
巣まで運びます。

ヒメハナバチも針を持っていますが、
一般的に人を刺すことは少ないと言われています。
見かけたときは、近づかないように
静かにその場から離れるようにしてください。
人が危害を加えなければ、おとなしい働き者のハチです。
公園にいる虫⑱:シオカラトンボ

シオカラトンボです。
成長したオスの体は白い粉で覆われるのですが、
その白い粉を「塩」に見立てて
シオカラトンボと名が付いたそうです。
オスとメスで体の色が大きく異なり、
オスは青みがかった白色、
メスは体全体が黄色っぽく見えます。
この画像の個体はメスですね。
大きな緑色の目がひときわ目立っています。
公園にいる生き物①:二ホンカナヘビ

ヤブミョウガの葉の上で日向ぼっこする
ニホンカナヘビを見つけました。
ニホンカナヘビの尾はとても長く、
体全体の3分の2を占めるほどです。

危険を察知すると、すばやく茂みに身を隠すので、
なかなか写真が撮れずにいましたが、
この日は近くに寄って観察することが出来ました。
こちらをじっと見つめる目がかわいいですね。
日向ぼっこの邪魔をしてごめんなさい。
どうぞごゆっくり。
公園にいる虫⑰:モンキチョウ

こちらはモンキチョウです。
モンキチョウとモンシロチョウは、
公園でも見かけることの多い蝶です。
メスのモンキチョウは翅(はね)が
白いものもあり、モンシロチョウとの
区別がつきにくい場合もあります。
モンキチョウとモンシロチョウは
実は食べ物も違います。
モンキチョウはシロツメクサなどの
マメ科の植物を食べて育ちます。
一方、モンシロチョウはキャベツなどの
アブラナ科の植物を食べて育ちます。
見た目は似ているけれど、違うところも
多い蝶なのでした。
※画像は、葉の裏にとまっているところを
上下逆さにしています。
公園にいる虫⑯:イチモンジセセリ

イチモンジセセリです。
一瞬、蛾(ガ)のようにも見えますが、
れっきとした蝶の一種です。
同じセセリチョウ科には、チャバネセセリ、
オオチャバネセセリと似た仲間が多くいます。
見分け方は、翅(はね)の裏の白い点(紋)の並び方です。
4つの紋が一文字状に並んでいるのが、
イチモンジセセリの特徴です。
この時は、整備事務所前のブルーサルビアの花に
とまっていました。
