公園だより

公園スタッフから、⽇々のできごとやお花の情報などを発信しています。

公園にいる虫⑮:ツマグロヒョウモン

整備事務所前のプランターで見かけた
ツマグロヒョウモンです。

ツマグロヒョウモンはオスとメスで
翅(はね)の模様が異なります。

の先端部に白い模様が入るのがメス。

オスは全体的に豹柄が広がります。

横から見た様子です。

柄の組み合わせが面白いですね。

ツマグロヒョウモンは秋頃まで
その姿を見ることができるそうです。

公園にいる虫⑭:ヤマトシジミ

ヤマトシジミです。

裏側の翅(はね)は、白地に黒い斑紋が
散りばめられたような模様をしていますが、
表側は青味がかった色をしています。

蝶の仲間は、口がストローのようになっていて、
普段は渦巻状に巻いて格納してあり、
蜜を吸うときに伸ばして使います。

こちらの画像では、その様子が
良くわかりますね。

公園の木と花㉛:タマスダレ

タマスダレの花が咲いています。

タマスダレは夏から秋にかけて開花する
球根植物です。

別名「レインリリー」とも言い、
まとまった雨が降った後に
一斉に花を咲かせることから、
その名が付きました。

現在、公園で見られるタマスダレは、
自然と分球して増えていったものです。

これからどれくらい花を咲かせてくれるか、
楽しみです。

公園にいる虫⑬:ミヤマアカネ

今、相模大野中央公園では、
トンボがたくさん飛び回っています。

今回はそのうちのひとつ、ミヤマアカネを
紹介します。

ミヤマアカネは赤とんぼの仲間です。

画像で見ると、体が黄色に見えますね。
これはまだ成虫になって間もない証拠。
大人になるにつれ、全身が赤色へと変化していきます。

翅(はね)に茶褐色の帯を持つ赤とんぼは、
世界中でミヤマアカネだけだそうです。

近くにとまった時には、よく観察してみてください。

公園の木と花㉚:ヤブラン

ヤブランです。

ヤブに自生し、葉の形がランの葉に似ていることから、
この名が付きました。

花言葉は「検挙」「忍耐」。
その言葉に相応しく、日の当たらない
樹木の下や草陰にひっそりと咲いています。

花が終わると、直径5mmほどの緑色の実をつけ、
その色は徐々に黒色へと変化していきます。

その様子もこれから楽しみですね。