道保川いきもの通信🍁-番外編-
こんにちは、道保川公園です!
今道保川では紅葉がピークを迎えています。
メインの園路が通行可能になり、秋の風景をお客様とともに楽しめるようになり嬉しく思います。
今回は、道保川の「音」をテーマに風景、生きもののご紹介をします
紅葉の水鏡
風がないと水面に映る紅葉が鏡のようです。
もみじの紅葉は地面にも広がっています
踏みしめると優しい軽い音がします
葉っぱの向こうに聞こえるのは・・・?
鳥たちの鳴き声、葉が風に揺れる音、虫の声、
水の音、ドングリが水に落ちる音、、、
虫たちの会話
リアル蟻とキリギリス?
どんな会話をしているのでしょう。
(正式名称はアオマツムシというそうです)
旅するチョウが遊びに来てくれました
アサギマダラは旅するチョウと呼ばれ、i一日に何キロも移動すると
言われています。道保川公園にはありませんが
「フジバカマ」の花を好むそうです。
毎日成長していく風景
小さな生き物から大型の鳥類まで様々な生き物が訪れてくれています。
今のシーズンは気温変化が、一日ごと植物の葉の色を塗り替えて毎日景色が変わっていきます。
面白い変化を見つけにいらしてくださいね。
あなただけの「音風景」をぜひ探してみてください。
道保川いきもの通信🦋その7
こんにちは、道保川公園です!
今年は気温が暖かいせいか秋の訪れものんびりですね。
真夏の暑さがやわらいで、くつろぐ道保川公園の生きものたちの姿をご紹介します!
人懐っこい昆虫たち
大池の周りに薄紫色のお花が咲いていたので、名前を調べようと近くに行くと、
「イチモンジセセリ」
というチョウが ヨメナの花の蜜を吸っていました。
スタッフの手に止まってくつろいるイチモンジセセリ
ふりはらっても同じところに戻ってきます。
カメラから逃げないマユタテアカネ
獲物を狙っているのか動きません。
産卵の瞬間・・・!
こちらは上段公園の切株に止まっていたところ
キチョウの産卵の瞬間でした。
昆虫たちを観察していていると面白い発見に出会えますね。
近くに虫たちが居たら優しく声をかけてみてくださいね。
くつろいだかわいい姿を見せてくれるかも。
花壇準備🌼🌼🌼とカブトムシの幼虫
花壇準備🌼🌼🌼とカブトムシの幼虫
現在道保川公園では第二駐車場と丸崎の出口で花壇の準備をしています。
秋からの花がよく育つように、落ち葉を寝かせたたい肥を花壇に混ぜていきます。
落ち葉とそれを好む微生物たちのおかげでふかふかの土ができあがっていました。
スコップですくうと、土の中から次々と「カブトムシの幼虫」が出てきました。
まるまると大きく育っていて、たい肥の土が居心地良いようです。
来年の夏はたくさん成虫になりますように。
花壇の土は準備完了。カブトムシの幼虫たちも無事お隣のたい肥箱にお引越し完了しました。(^^)
十五夜🌕
十五夜🌕
本日9月17日は十五夜です。
近隣の地域では、縁側や玄関などにススキや秋の味覚の里芋、サツマイモなどを飾り、
それらがなくなっていると、お月様が食べたと、幸せの訪れとされていました。
道保川公園でもお月様の訪れがあるように、ススキを飾らせていただきました。(^^)
道保川いきもの通信🌼🦋その6
こんにちは、道保川公園です!
暑さに負けず管理にいそしむスタッフが出会った、ひたむきに生きる道保川公園の生きものたちの姿をご紹介します!
夜の花と虫
午後6時の閉門時に、丸崎入口付近の歩道沿いでカラスウリのつぼみを見つけました。
7時半頃に戻ってみると・・・、写真上の花が咲いていました。
カラスウリはつる性の多年草で、落葉樹が葉を落とした穏やかなたたずまいの林の中にぶら下がっている鮮やかな赤い実は、晩秋の風景として印象的なものです。
実は目立ちますが、花を見た方はあまり多くないと思います。それは、カラスウリの花が夜に開花して朝には萎んでしまう一夜花だからなのです。
7月~9月の夜7時~8時頃、5弁の花びらの縁が変化したレース状の妖艶な白い花が開きます。花には雄花と雌花があり、スズメガなどの夜行性の昆虫に花粉を運んでもらい受粉、結実するそうです。
道保川公園にはベニスズメ(写真下)の生息が確認されています。ベニスズメはカラスウリから蜜をもらい、カラスウリはベニスズメに花粉を運んでもらい実(種)を結ぶ共生関係にあるようです。