公園だより

公園スタッフから、⽇々のできごとやお花の情報などを発信しています。

花壇準備🌼🌼🌼とカブトムシの幼虫

 

花壇準備🌼🌼🌼とカブトムシの幼虫

現在道保川公園では第二駐車場と丸崎の出口で花壇の準備をしています。
秋からの花がよく育つように、落ち葉を寝かせたたい肥を花壇に混ぜていきます。

落ち葉とそれを好む微生物たちのおかげでふかふかの土ができあがっていました。

スコップですくうと、土の中から次々と「カブトムシの幼虫」が出てきました。
まるまると大きく育っていて、たい肥の土が居心地良いようです。

来年の夏はたくさん成虫になりますように。
花壇の土は準備完了。カブトムシの幼虫たちも無事お隣のたい肥箱にお引越し完了しました。(^^)

十五夜🌕

 

十五夜🌕

本日9月17日は十五夜です。
近隣の地域では、縁側や玄関などにススキや秋の味覚の里芋、サツマイモなどを飾り、
それらがなくなっていると、お月様が食べたと、幸せの訪れとされていました。

道保川公園でもお月様の訪れがあるように、ススキを飾らせていただきました。(^^)

道保川いきもの通信🌼🦋その6

こんにちは、道保川公園です!
暑さに負けず管理にいそしむスタッフが出会った、ひたむきに生きる道保川公園の生きものたちの姿をご紹介します!

夜の花と虫

午後6時の閉門時に、丸崎入口付近の歩道沿いでカラスウリのつぼみを見つけました。
7時半頃に戻ってみると・・・、写真上の花が咲いていました。

カラスウリはつる性の多年草で、落葉樹が葉を落とした穏やかなたたずまいの林の中にぶら下がっている鮮やかな赤い実は、晩秋の風景として印象的なものです。

実は目立ちますが、花を見た方はあまり多くないと思います。それは、カラスウリの花が夜に開花して朝には萎んでしまう一夜花だからなのです。

7月~9月の夜7時~8時頃、5弁の花びらの縁が変化したレース状の妖艶な白い花が開きます。花には雄花と雌花があり、スズメガなどの夜行性の昆虫に花粉を運んでもらい受粉、結実するそうです。

道保川公園にはベニスズメ(写真下)の生息が確認されています。ベニスズメはカラスウリから蜜をもらい、カラスウリはベニスズメに花粉を運んでもらい実(種)を結ぶ共生関係にあるようです。

道保川いきもの通信⚡その5

こんにちは、道保川公園です!
暑さに負けず管理にいそしむスタッフが出会った、ひたむきに生きる道保川公園の生きものたちの姿をご紹介します!

雷鳴とヒグラシ

台風が近づいている前の日に、木道のあたりで作業をしていたら雷が鳴っていたようです。
気付かずにいたら、お客様が声をかけて下さいました。
木道付近はたくさんのセミの声が響いて雷鳴がかき消されるほどなのです。

空が暗くなり冷たい風が吹くと、さっきまで轟音のようだったミンミンは止み、
カナカナが聞こえ始めました。

作業を終えようとしたら、羽化したてのカナカナ、
ヒグラシ」が羽を乾かしていました。
遠くの雷鳴とヒグラシの声が代わる代わる呼応して、さっきまでの暑さを和らげてくれるようで、思わず聞きほれてしまいそうでした。

道保川いきもの通信🦋その4

こんにちは、道保川公園です!
暑さに負けず管理にいそしむスタッフが出会った、ひたむきに生きる道保川公園の生きものたちの姿をご紹介します!

エメラルドグリーンの妖精がおりたちました♡

水をまいてお掃除していたスタッフのもとに、かわいらしいお客さんが!
一生懸命お水を飲みながら羽をパタパタさせていて、夢中になって、どんどん近くに寄って足もとでクルクル踊ってくれたそうです。

それもなんと…30分くらい!

「暑いから虫も喉乾きますよね。時々水まきしてあげようと思います😊」と、心優しいスタッフのことばに、こちらの心も踊ります♪

クスノキに卵を産んで、幼虫はクスノキの葉っぱを食べて育つ「アオスジアゲハ」。幼虫の姿もかわゆいので、ぜひ見つけてみてくださいね!