公園だより

公園スタッフから、⽇々のできごとやお花の情報などを発信しています。

環境学習ディスカバリバー「春を見つけてハ-バリウムを作ろう」 開催されました

2025年4月20日 日曜日 「春を見つけてハ-バリウムを作ろう」イベントが開催されました。
今回は7組のお客様にご参加いただきました。
春の空気を深呼吸しながらお花や植物を探していきます。
どんな発見がありましたか?
当日の様子をご紹介します。

季節は春、春と言えば?

今の季節は「春」
春といえばどんなことを思い浮かべますか?
前回に続いて、「匂い、手触り、形、色、どんな場所で生育しているか」などなど
五感で感じることを共有しながら園内の散策スタート!

 

ハ-バリウムとは

その植物が生きていた証拠を標本にするものです。

使用するもの
①小瓶(お花を入れる容器)
②オイル(瓶に注ぎお花を見やすくする)
③割りばしまたは竹串(オイルの中で、お花のバランスを整えために使います)
④お花(今回は園内二か所で二種類ずつ採取しました)
⑤タグ(お花の名前を記録します)

散策中も生きものに三本川の木道で会えましたね。
トンボがスタッフの首に止まり、子ともたちがそれを捕まえてくれて
みんなで観察タイム。微笑ましい光景がありました。

 

じっくり良く見てみよう

 

 

お花のような葉っぱもありましたね。

集めたお花を選んで制作スタート

半分オイルを入れたところにお花を入れてみます。
膨らんだようになり色が鮮やかに見えます。

出来たよ!
並べてお店屋さんのよう。
とても素敵な笑顔をありがとう!!

共有の時間

 

まとめ

今回は春先の公園の花をみなさんと園内を巡りながら探して
普段気づかない小さな花にたくさん会うことができました。

季節はこれから夏に向かいます。
道保川公園では今ホタル観賞会の準備を進めています。
前回のホタル調査から、今年はどれくらい飛翔が見られるか。

今回はホタルのクイズラリーをご用意しております
是非、みなさん遊びにいらしてくださいね。
初夏の道保川公園で会いましょう!

樹木観察とはっぱのステンドグラスづくり 開催されました

2025年3月9日環境教育ディスカバリバー 樹木観察とはっぱのステンドグラスづくり
イベントが開催されました。
新緑の葉を太陽にかざすと想像以上に面白い形、色、模様を観察することができました。
ご参加いただいた子どもたち、みなさんの素敵な表情とともに当日の様子をご紹介します。

まずは今日の流れを さっちゃん先生よりご紹介します

①どんな葉っぱがある?
②葉っぱ探し
③葉っぱのステンドグラスつくり
④みんなの作品観賞
⑤みんなのディスカバー

葉っぱのステンドグラスってどんなイメージかというと
新緑の柔らかい葉を太陽にかざすと葉脈を見ることが出来たり、葉が重なると
面白い形や色をみつけることができます。

(用意するもの)
台紙の黒い画用紙
ハサミやカッター
葉っぱを採取する入れ物
セロハンテープ       などです

並んで並んで

葉っぱ探しに出発です!

大きな葉っぱが取れました

お顔くらい大きいね!

これはすごい!天狗の団扇のような大きなシュロ!!
台紙の紙よりはるかに大きい!!

たくさんあって悩みますね。どれを使おうかな
手触りも色も硬さもさまざま

台紙の紙を切って葉っぱを貼っていきます

小さなお子さんはお父さんお母さんがしっかりサポートしてくださいました。

みなさんの作品

かわいくできました!

太陽にかざすと色濃く光ってとてもきれいな色味になりますね。

まとめ

今回先生のお話の中に「五感で自然に触れてみよう」とお話がありました。
みんなの発見の分かち合いで、質感 ザラザラ、ツルツル、ギザギザ、30種ほどの
葉っぱが見つけられました。
匂いはどう?どんな色?

きれいな黄色、茶色、オレンジ、黄緑、深い緑など

季節の移りかわりを、太陽の日差しの柔らかさからも見つけることが出来ました。
次回は春の花を探すイベントが開催されます。
どんな花や生きものに会えるか楽しみですね。

上陸直前 ホタル幼虫大調査 開催されました

2025年3月2日 ホタル復活プロジェクト第3回 上陸直前 ホタルの幼虫大調査が開催されました。
まだ3月の初めで肌寒い時期ではあるものの、たくさんのお客様にご参加いただきました。
園内を2グループに分かれて調査をし、様々な生き物に出会うことができました。
当日の様子を写真でご紹介します。

ホタルクイズ!

突然ですがホタルは何のために 発光(はっこう)しているのでしょうか?
①プロポーズ
②縄張りを主張
③パリピだから(!?)

みなさん正解はわかりましたか?
正解は ①番です。
ホタルのオスは発光によってメスのホタルにプロポーズをしているそうです。

網の使い方

川の中に入り、網を下流にかまえ、上流の川底の土を踏みます。
踏んだ川底の土から逃げ出した生きものを網ですくいます。
その際、川底の土を一緒にすくってもOK。

A班 B班2班に分かれて調査スタート

食べられているカワニナ。
食べられているということは、ホタルがいるということ?!

ヤゴ、エビ、トビケラ、様々な生きものが集まりました。
トビケラは一目見ただけでは小枝のような形状をしていますが、
この筒状の中に住んでいて、昔は魚釣りの餌によく使われていたそうです。

こちらがトビケラ。
枝との違いが見分けられませんね。
成虫になると、白い線模様のある黒い羽根で園内を飛翔しています。

希少種 ホトケドジョウ

オイカワ

みつけた生きもの まとめ

今回確認できた生きもの

川エビ、ヤゴ5種、カワニナ、カジカ、アメンボ、コバントビケラ、
ヤマトシロエビ、サワガニ、オイカワ

アカムシ、ホトケドジョウ、

残念ながらホタルの幼虫は見つけることができませんでしたが
希少種のホトケドジョウや、
面白い水辺にすむ生きものと触れ合えることができました。

今回ホタルに関心を寄せてくださっている方々に
世代を超えてお会いできたこと大変うれしく思います。
たくさんのご参加ありがとうございました。

最後に

現在ホタルについてFMさがみにて道保川公園スタッフが出演させていただいております。

毎週木曜日 時間は 10:00~
番組名は 「とれたてランチBOX」

ホタルについてもっと知りたい、聞いてみたい、 道保川公園の魅力も知りたい方はぜひ
リスナーさんとしてご参加ください。

感想などもお待ちしております!
ではまた次回のイベントでお会いしましょう。

道保川公園の鳥の写真展

道保川公園で見られる野鳥の写真を中央区役所で展示していただいています。
広報さがみはら(2月15日発行 №1547)でも野鳥の記事を掲載していただきましたが、区役所では野鳥の生態をとらえた素敵な写真が展示されています。
お立ち寄りの際はぜひご覧ください。

環境学習ディスカバリバー「バードコールを作って小鳥を探そう」を開催しました!

2025年1月26日日曜日道保川公園×麻布大学×NPO生態教育センターによる
第2回環境教育ディスカバリバー「バードコールを作って小鳥を探そう」イベントが開催されました。

今回は参加者の皆さんに実際にノコギリを使って作成していただき、園路を巡りながら
野鳥たちとコミュニケーションが取れるか、
どんな野鳥に出会えるかという子どもたちのワクワクを刺激する内容でした。

当日の様子をご紹介します。

今回の使う材料は

今回バードコール作りに利用するものは、
コナラの枝、桜の枝、
ボルト、ノコギリ、穴あけ作業用のキリ、持ち運び用の紐です

バードコールクイズ

バードコールを使っていたのはどんな職業の人でしょう?
①飼育員(しいくいん)
②猟師(りょうし)
③お姫様(おひめさま)

みなさん答え分かりましたか?
正解は②の猟師さんです。

狩猟の際に鳴き声をを真似ておびき寄せるために使われていたものでした。

野鳥のコミュニケーションを学ぶ子どもたち

野鳥の会話には法則があるよ。
鳴き声の順番が変わると意味が通じなくなるんだよ。

不思議な野鳥のコミュニケーションに興味津々。

子どもたち、先生がお話を進めていくと、
どんどん近くに集まって聞いてくれました。

 

ノコギリ作業スタート!

次はさっそく枝を選んで作業を開始します。

ノコギリの使い方の説明を受けて参加者の皆さんお気に入りの枝を選んでいただきます。

 

上手に切れました!

お父さん、お母さんにお手伝いいただいて楽しく作業が出来ましたね。

思っていたより木って固いんだな、
ノコギリの使い方難しい、、、など

試行錯誤も作業の醍醐味ですね。

 

ドリルで穴を開けてもらい、ボルトを差し込み完成です。
穴あけ作業は危ないためスタッフが担当させていただきました。

上手に作れたね!

野鳥観察へ

出来上がったバードコールを手に準備万端、野鳥観察へ出発。
あずまや前から大池へ。

どんな野鳥に会えましたか?
白い鳥、黄色い鳥、葉っぱをひっくり返している鳥。
緑色のきれいな鳥。。

メジロ、シロハラ、マガモ、キセキレイ、コサギなど10種類くらいの
野鳥に会えましたね。

野鳥の鳴き声を真似て子どもたち大合唱の様子です。