公園だより

公園スタッフから、⽇々のできごとやお花の情報などを発信しています。

秋の終わりの思い出🍁🍂🎶水上のコンサート~KOTONONE~

2026年にはいって早1カ月半が経とうとしています…月日が過ぎるのは早いものです…
いろいろな挑戦を続けている道保川公園ですが、11月に開催したチャレンジの様子を、ここで振返りたいと思います。

なんと!道保川公園史上初、水上のコンサートを行いました!

静まり返った閉園後の道保川公園を特別開園し、浮かび上がる艶やかな紅葉を背景に、お筝の生演奏に聞き入る時間。
冷え込むなかではありましたが、特別なひとときをお届けできたかと思います。

当日の様子を、写真とともに振返ります🍁🍂🎶

昼間、みなさんがよくご覧になる道保川公園は、こんな雰囲気。

閉門後、ふたたびお客様をお招きした夜の道保川公園は…

こんな雰囲気。
静けさのなか、ぼんやり浮かび上がるランタンの優しい光が、水上のステージへといざないます。

視線をさらに左に向けると…

この日に合わせたように色づいたモミジが、穏やかに揺れる水面にも反射して、幻想的な空間に…!

待ちに待った開演のとき

いろいろな難しい条件のなかでも、道保川公園の挑戦に快く協力してくださったのは、筝(こと)奏者の山本亜美(やまもと つぐみ)さん。
通常のお琴は13絃ですが、山本さんの活動の軸は25絃の筝。
音域や音色の幅の広さを活かす確かな技術と繊細な感性を武器に、多ジャンルの表現者との即興演奏など、常に楽器の可能性を探って挑戦し続けておられます。

低音から高音まで、時に軽やかに、時にはかなく、時に迫力あふれる演奏で、とても1つの楽器・1人の演奏者だけとは思えないような豊かな音世界にいざなってくれました。
これは、どんなに言葉を重ねても、実際に聞いた方にしか分からない世界です……

山本さんの演奏を浴びるように聞ける「スペシャルキッズシート」のキッズたち(3名ご来場👩‍👧‍👦)は、生音の迫力に大興奮。
感動した、ずっと聞いていたかった」と、終演後に目をキラキラ輝かせて話してくれるキッズもいました✨

日本を代表する楽器としてとても有名なお筝ですが、実物を見たことがある人・実際に演奏を聞いたことがある人は、少ないかもしれません。
お客様が楽器にも興味をもってくれるよう、Q&A形式のトークもはさみながら、和やかなムードであっという間の1時間++でした!

水にちなんだ楽曲、山本さん自身や親交深い多ジャンルの作曲家の作品など、個性あふれる魅力的なセットリストの最後を彩ったのが、『鳥のうた』そして『いつも見える河』。
多くの鳥が生きている川沿いにある道保川公園にぴったりで、じんわりこみあげてくる、感動的な演奏でした。

こうして、一夜限りの特別なコンサートは、道保川の静かな水の上で幕を閉じました。

静まりかえった道保川の水辺に、いつかまた、素敵な音色が響くときが訪れるかもしれません。
その時は、ぜひ、このレポートを読んでくださった貴方とも、この特別な時間をご一緒できますように。

近隣のみなさまのご理解とご協力、
自然に配慮しながら光の演出や音の配慮に力を貸してくださったみなさま、
かじかむ両の手と軽妙なトークで豊かな音世界にいざなってくれた山本さん、
そして寒さに負けず、水上のコンサート~KOTONONE~にお集まりくださったみなさまに、
心より御礼申し上げます。

環境学習ディスカバリバー 生きものたちのマイホーム インセクトハウスを作ろう 開催されました

2026年1月25日 日曜日 「生きものたちのマイホーム インセクトハウスを作ろう」イベントが開催されました。

寒さの中、生きものたちはどんな場所で過ごしているのかな?
どういう場所が好きなんだろう?
さまざまな生き物の生活を想像しながら園内を探検していきます

当日の様子を写真で振り返っていきましょう🐝~

 

冬のあいだ虫たちはどこにいるんだろう?

虫たちの活動しやすい気温というのが15℃~30℃と言われています。

公園のある相模原市上溝の1月の平均気温は
高いときで10℃、低いときで2℃位のようです。(だいぶ寒いですね⛄)

インセクトハウスは役割として益虫(蜂やテントウムシたち)が安心して冬を過ごせるために
ガーデニングのひとつとして人気があるそうです。

虫たちの好きな場所

さっちゃん先生の解説によりますと、木が折れてモサモサになったやわらかい部分
や葉の裏なども虫たちがすきな場所とのこと。

解説のなかば四阿のモミジの葉の裏にクモの卵を発見!
雨が当たらないようなクルンとした作りになっていて、
クモの知恵、、、すごいですね✨

使用するもの

竹の筒(3つでひとつ)
麻ひもまたはシュロひも
ハサミ
竹筒の中に詰める植物 (小枝、笹、落葉、木の実、枯れたスギの穂、ヨシの茎など)

3つを俵状にして縛り、積み上げていくことができます。☺

作業の様子

 

三つの竹筒を結んで園内散策、中に詰める植物探しに出発
①竹林の裏
②広葉樹の広場(ここでもクモの卵を発見)

中に詰める植物は長くはみ出していても問題ありませんが、こだわりで揃えるのもかっこいい仕上がりになりました

木の実やドングリも面白いですね!

設置に行こう

事務所前にてみなさんが作成してくださったインセクトハウスを設置に出かけます。

とその前に、、、公園スタッフがあらかじめ制作していたインセクトハウス2つを
中身を出してさっちゃん先生がみなさんに公開してくださいました。

発見できた生きもの

ツヤアオカメムシ(スギの穂に発見)

ふわふわした場所がよいのかと詰めておいたススキの穂は何もいませんでした。(意外!)
子どもたちが期待されていたトカゲは今回入ってはいませんでしたが今後に期待ですね!

まとめ

小さな建築家さんたちの大活躍のおかげで立派なお家が完成しました✨
気温が徐々に暖かくなっていく春にかけて、訪れる生きものが増えていくのを
みなさんと共に見守っていきましょう🌸🌸

次回は2026年3月1日(日)外来生物バスターズ!~水辺の陸地化を防げ!~
を企画しております。
水辺の生きものを守るヒーロー&ヒロイン絶賛募集中です!

次回初春の道保川でお会いしましょう☺

 

ハートの切り株

2月14日はバレンタインデー
道保川公園にひっそりとたたずむハートの切り株を発見しました(・o・)
見事なハート型。コケなどが生えてきたらかわいいだろうなあと見守っています。

園路から外れた場所ですので、写真にてご紹介。
小さな幸せのぷちカバリー(発見)でした☺💛

 

 

道保川いきもの通信🌸その14

こんにちは、冬の寒さがきびしくなってきました。道保川公園です!

今回は冬の公園を彩るツバキ科の常緑広葉樹をご紹介します。

冬に花を咲かせるので寒さに強いイメージがありますが、ツバキ科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、ヤブツバキやサザンカなどは温帯に適応した珍しい種なのだそうです。日本では四国や九州といった暖かい地域が自生地として北限ですが、品種改良された園芸種には寒さに強い品種もあり、公園樹や庭木として利用されています。

サザンカ(山茶花)

サザンカは下段公園の主園路から森林生態観察ゾーンへ向かう園路の入口にあります。
日本の固有種で、名は山茶花:サンサカが訛ったものといわれています。野生種は花弁が5枚の白花なので、道保川公園のサザンカは園芸種です。

カンツバキ(寒椿)

カンツバキはサザンカとヤブツバキの交雑種(雑種)で、枝が横方向に伸びるので樹高が高くならず、1m程度の低木です。
下段公園の主園路沿い(林間広場入口、四の橋左岸側など)に植栽されています。
花が一斉に咲くサザンカに比べ、次々と咲き、長い間楽しめます。

ヤブツバキ(藪椿)

ヤブツバキは高さ5~6mになる小高木です。葉が厚く光沢があるので”厚葉木””艶葉木”が名の由来となっているようです(他にもいろいろな説があります)。
花が少ない冬に咲く植物なので、古くから品種改良され、中国・ヨーロッパ・アメリカでも多くの園芸品種がつくられてきました。
道保川公園では下段公園の園路沿いに何か所か植えられています。
年が明けてサザンカの花が終わる頃に咲き始めます(下の写真は昨年2月に撮影したものです)。

上段広場ではツバキの一品種である白花のワビスケ(侘助)が12月中旬頃から花を咲かせています。
他のツバキ科に比べ、小ぶりの花が愛らしい品種です。

この他に、新芽がお茶として利用されるチャノキもツバキ科の樹木です。11月下旬から12月中旬頃に開花しますが、今年は例年に比べ花付きが良かったようです。
もう花は終わっていますが、上段広場、森林生態観察ゾーン、中央階段脇に植えられています。

最後にサザンカ、カンツバキとヤブツバキの簡単な見分け方を・・・
サザンカとカンツバキは花弁をはらはらと1枚ずつ落とし、ヤブツバキの花は1輪ごとぽとりと落ちます。
また、サザンカとカンツバキの蕾(写真左)は葉の上側に、ヤブツバキの蕾(写真右)は葉の裏側に隠れるようについています。

道保川公園の開園時間は2月まで午前8時から午後4時です。

新春の穏やかな日和をぜひ道保川公園でお過ごしください。

2026年 あけましておめでとうございます

旧年は大変お世話になりました
本年もよろしくお願いいたします🐎

門松制作の様子

園内の実生や増えすぎた植物を間引いて制作しています☺

本年もたくさんの笑顔と発見をみなさんとともに体験できますように!