公園だより

公園スタッフから、日々のできごとやお花の情報などを発信しています。

【中止のお知らせ】7/29㈯ 『丘の上の大花壇 de ヒマワリ摘み取り体験』

7/29㈯に予定しておりました
『丘の上の大花壇 de ヒマワリ摘み取り体験』は、
連日の猛暑と降雨量の少なさにより開花株が無くなってしまったことから “中止” とさせていただきます。
楽しみにしてくださった方には、大変申し訳ございません。
ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。

講演会『ヒマワリをとおしてウクライナを知ろう』開催しました

7月8日 ㈯ 清水ケ丘公園ではヒマワリの花が咲く時期に合わせて
ウクライナを知る事を目的とした講演会を開催しました。
当日は定員を上回る盛況ぶりでした。

みなみ市民活動・多文化共生ラウンジのご協力を得て

今回、語り手として講演して頂いたのはウクライナ・カーミヤンシケ出身で
17年前に来日し、現在、横浜国際交流協会(YOKE)でウクライナ避難民の
相談員を務めているイリーナ・ゴロボローヂコさんです。

知らなかったウクライナの風土や観光地、ヒマワリの役割

参加された方より頂いた感想には次のようなものがありました。
「ニュースで話題には上るが、こんなにステキな国だとは知らなかった」
「ウクライナ人の民族意識の高さを知ることができた」
「ヒマワリのことのほか伝統工芸や刺しゅうの入った民族衣装など大変勉強になった」
「ウクライナ文化を深く学べるこのような機会に感謝します」

守りたい伝統文化

ウクライナの守りたい伝統文化の一つとして、工芸品「ピサンキ」をご紹介いただきました。
ピサンキは
ウクライナのイースター・エッグで、ミツロウを溶かしながら
線を描き、染色を繰り返して繊細で鮮やかな模様を表現します。 絵柄や色には
意味があり、家族の健康や作物の豊作などを願う、人々のお守りのような存在です。

ヒマワリは有用な植物

日本では夏の風物詩として主に観賞用の植物であるヒマワリですが、
ウクライナでは食品、文化、芸術、工芸、工業、医療、畜産と多岐に渡り重要な役割を果たしています。
また、強さ・幸福のシンボルでもあり、ウクライナの歴史的に平和の象徴として用いられてきました。

お伝えしたかった事

・ウクライナには素敵な文化・風土・観光地があり、素晴らしい国であること
・日本とウクライナではヒマワリの活用方法や捉え方が異なること
・ヒマワリをのんびり眺めたり、花を摘んだりすることが平和なことで、
その平和は当たり前ではないこと

参加された皆様に伝わっていたら幸いです。

まもなく清水ケ丘公園の花畑ではヒマワリが開花します。
また、見頃が過ぎるころには摘み取り体験会を設ける予定です。
ヒマワリの花をご覧の際は、ウクライナに思いを馳せていただければと思います。